ＲＩＣＯＨ　ＴＦ−５００Ｄ

ズ−ムに移行する前の狭間の時代

このカメラは２焦点カメラである｡３５ｍｍＦ２．８と７０mmF５．６である｡この後の時代には当然ズ−ムのコンパクトカメラになってくるのだが、今考えると結構これでいけるのではないかと思う｡というのはたとえば３５〜７０ｍｍのズ−ムだとしても、３５mm側と７０mm側しか使わないのではないだろうか｡
コンバ−タ―レンズもあり、これを付けると１０５ｍｍの望遠になるというものであり、描写はとにかく、実質的に３焦点をカバ−していたわけである｡
ほかにこれといった特徴は無いが、連写モ−ドがありほぼ秒間２コマというところである｡キヤノンＡＥ−１のワインダ−なみといえばわかる人には理解してもらえよう｡
暗ければ勝手にポップアップするストロボは我々写真を知っている人間にはおせっかいな機能であるが、一般には絶対に失敗の無い写真が撮れるカメラである｡

みのかんのＴＦ５００−Ｄ

これを打っているついさっきに届いたばかりのカメラである｡例によってヤフオクで1000円にて落札である｡さきほど出品者の評価をしたばかり｡もちろん「非常によい」である｡
なぜこのカメラを衝動買いしたかというと、僕の所属する写団「猫の眼」の会長が、知人の持ってるカメラが写りがよく、このカメラが欲しいとＢＢＳに書いてあったから、すぐにヤフオクでチェックしたわけである｡その時は一台しかなくて、とりあえず入札｡出品時の価格が９８０円、もしかしたらこのままいくかと思ったら、案の定そのまま落札した｡会長にメ−ルにて、いくらまでなら入札できるかと問い合わせたら、どうしても欲しいから一万円までＯＫという返事をもらった｡これにはびっくりした！！すごい入れ込みようである｡
その影響を受けて僕も翌日に1000円で出ていたものをそのまんまの価格で落としてしまった。そんなにいいなら僕も一台欲しいと思ったのであるが、すぐに人の影響を受けるのは僕の悪い癖である。
早速明日このカメラで試写してみようと思う。

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